その12 新型コロナウイルスによる行動変容とこころの健康維持
桜も散り始め、世間は新型コロナウイルスによる自主ムードが広がり、なんともスッキリしない気分の毎日です。

在宅勤務をされている方も多いと思いますが、体調はいかがでしょうか。

通勤時間がなくなり、体の疲れは少なくなっている反面、直接人と話す機会が減って、仕事が非効率と感じる人も多いと聞いています。また、オフィスは仕事をする場所、自宅はのんびりする場所などという習慣が抜けないためか、家だとあまり集中できないという声も耳にします。スポーツジムも閉店いるところが多く、運動不足になりがちです。

小中高は5月6日まで休校の予定で、お子さんの過ごし方のご心配もあると思います。

テレビをつけると朝から晩までコロナ関連のニュースで世界中のメディアが悲惨な映像を流しており、それらを見るたびに不安な気持ちがかき立てられます。外出制限と相まって、人々の心に疲れが溜まりやすい状態です。今回は新型コロナウイルス感染症の流行による行動変容(生活の変化)とこころの健康維持について書きます。

新型感染症流行時の行動変容とストレス
1) 自分や離れて暮らす家族の健康に関する不安
2) 生活リズムの乱れによる不眠、集中力低下
3) 氾濫する情報へのとらわれ
4) 子供の日常生活に関する不安
5) 仕事に関する不安

こころの健康維持に必要なこと
1) ポジティブに考える
過去、どんな新型感染症も克服されてきた。 簡易検査や治療薬、ワクチンの開発の目処はついている。
インフルエンザは毎年2000万人が罹患し2000人以上が死亡(死亡率0.01%)。コロナは現在77人が死亡(0.2%であるが検査が保健所を通さずに行われれば罹患者は多いので死亡率はさらに下がる。
2) 早起きをする。ストレッチやジョギングをして体をなまらせない
3) 信頼できる情報のみを参照する
NHKのサイトがわかりやすい。
4) 子供と正しい知識を共有する。生活に過干渉にならず、子供の自主性を尊重する。
5) 将来のことばかりに囚われず、今できることを行う。

暗いニュースにつられて気分が落ち込むと免疫力が下がります。 とにかく笑うことが大切です。 家族でテレビゲームをやったり、お笑い番組を見たりするのもいいでしょう。

会社においても、すでに十分なBCP対策は講じていると思います。 先の事ばかり考えず、今自分が何をするべきなのかを意識して集中力を高めましょう。

以上です
2020.04.06 19:36 | pmlink.png 固定リンク | folder.png 健康一口メモ

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