その8 アルコールによる体調不良について
12月に入り、令和への改元が5月だったせいか、一層短く感じる1年でした。 連日忘年会とうい方も多いと思いますが、寒い季節の暴飲暴食はさまざまな体調不良の原因になります。

胃腸の不調(下痢、嘔吐、胃もたれ)

かぜ(喉の痛み、鼻詰まり、頭痛)

疲労蓄積(体の痛み、頭の重さ、眠気、ふらつき)

不眠(夜間の口渇、頻尿、知覚過敏)

上記の症状はすべてアルコールが原因と言っても過言ではありません。

アルコールは体の水分不足を招き(口渇)、胃酸を増やし(胃もたれ)、粘膜を腫らし(鼻閉)、疲労物質(乳酸)や痛み物質(アセトアルデヒド)、神経過敏物質(グルタミン酸)を増やします。

コミュニケーションの潤滑作用があるアルコールですが、2018年の英国医学雑誌(LANCET)にあるメタ解析(多くの臨床研究を総括的に研究したもの)が掲載されました。 その内容をまとめると、

Even one drink a day could be shortening your life expectancy. (1日1杯でもアルコールを摂取する人は、全く飲まない人に比べて寿命が短くなる)

という内容でした。「お酒の適量は1日1合まで」「適量のお酒は健康によい」などと言われてきましたが、お酒のみの言い訳に聞こえてきそうです。

あ酒を飲むと前頭葉(脳の前方)の働きが鈍り、理性から解放され気持ちよくなりますが、酔いから醒めると同時に交感神経が刺激され、脈は速く、血圧は高く、神経過敏となります。

また、1単位(日本酒1合、ビール500、ワイングラス2杯、ウイスキーダブル1杯)が分解されるまで、3ー4時間かかります。ですから、3単位以上飲むと翌朝までアルコールが残っています。最近都内で早朝の検問が行われているのは、朝の酒気帯びを取り締まっているのです。

忘年会の次の日に体調を崩さないためには、

1) 3単位以上飲まない(酔ってくるとお酒の味も分からなくなります)

2) お酒と同量の水を飲む

3) 無理に飲酒を勧めない(もう少し飲みたいぐらいで切り上げる)

4) 家で飲み直したり、締めラーメンをしない

5) 入浴し、軽くストレッチをする(血の巡りをよくして分解を早める)

などが大切です。

しっかり自己管理をして、1年の計を健やかに締めくくりましょう。

以上です。
2019.12.05 19:34 | pmlink.png 固定リンク | folder.png 健康一口メモ

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